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本「のぼうの城」感想(どこまで史実?痛快時代小説)

この本、わざわざ自分が「素晴らしい」と言う必要もないほど評判が良い。自分も一気読み。来月(2012年12月)には映画公開ということでやっと自分も読んだ。 この物語は史実(実際にあった事)を元にしたフィクション(作り話)で、じゃあどこまでが史実なのかは歴史を知らないとつらいところ。豊臣秀吉や石田三成は知っている人が多くても。現在の埼玉県行田市にあった忍城での戦いまで良く知る人は少ないはず。だからすご […]

本『逮捕されるまで』感想(究極のサバイバルを映画化)

近所の本屋を2箇所見たが売っていなかった。店員に聞くと『注文しても入ってこない』そうで、ネット通販で買った。本の大まかな話しはリンゼイさんの事件後、逃走したところから捕まるまでの本人の執筆。購入した理由は、この究極のサバイバルに興味があったから。罪の意識を持ちながら、警察に追われ、お金も5万円くらい、持ち物もなく、頼れる人もいない。そんな状態でよく2年7ヶ月も逃げられたものだと興味があった。 読み […]

本「Flash レッスンブック CS5」感想

上の本を買った感想をつらつらと。最近の本屋には椅子があったりする。そんな比較的大きい本屋でFlashの入門本を探すと10冊以上はあった。じっくり時間をかけて選んだのがこの本。こういった本を選ぶのは本当に難しいもので、やさしすぎてもダメ、難し過ぎてもダメなのは基本。リファレンス本も初心者には難しいし、ある程度まで分かっきてビンポイントで何か知りたい時は本よりネットの方が便利だったりする。あとありがち […]

本「廃墟に乞う」佐々木譲 (読んでおきたい一冊)

↑夕張市の一風景こちらのサイトから写真拝借しました。 佐々木譲はもちろん人気作家。すでに作品は50本以上。この作品で直木賞受賞と言っても「いまさら」と思う人も多いはず。自分の感想は「ページをめくる手が止まらなくなる、濃い短編集」と思った。この本は360ページほどの中に同じシリーズの短編が6本。このうちの1本が本のタイトルにもある「廃墟に乞う」になる。 廃墟とは北海道の夕張のこと。自分もそこには行っ […]

雑誌「野宿野郎」の感想

自分は一人旅や野宿についてはそこそこ経験がある。回数は多くも少なくもない。しかし世の中には「一人で旅に出るなんてとんでもない」と言う人や「野宿ってなんでするの」とそういう行為を最初から否定する人も少なからずいる。 自分は「世の中には2種類の人が居る。一人旅に出られる人とそうでない人がいる」なんて思うこともある。しかし一人旅や野宿を否定する人を非難するつもりはない。ただ趣味として意外と楽しいものだか […]

本「蟹工船」(小林多喜二)の感想

数年前に流行った際に自分も読んだ。その後の数年、職場などで雑談中にこの本の話題も出てくるけど、意外と「知ってるけど読んでない」という人が多いのにはびっくり。そういう人の話しを聞くと「暗い話しでしょ」とか「本を読む習慣がない」とか「昔の話しでしょ」などなど。たしかに昔の文章で読みにくいところもあるけど、1日かからずに読みきってしまう本なので、興味が少しでもあったらぜひ読んでみてほしい。 この本は実際 […]

本「砂の器」(松本清張)の感想

今年(2011)ドラマでやった「砂の器」を観た。すごく面白かったけど、原作とまるで違う部分があってすごく残念だった。本はずっと前に読んでいて、内容ほとんど覚えていなかったが、少しだけ覚えている「核」の部分がドラマではまったく違う表現になっていたのにはびっくり。簡単に書くとハンセン病(らい病)患者の部分がまったく出てこなくて、殺人の疑いを持たれた人という表現。物語の筋に関係ない部分ならそれもいいけど […]

本「船乗りクプクプの冒険」(北杜夫)の感想

この本を読んだのは少年の頃。自分はこの本をきっかけに本を読むという事が出来るようになったと思う。細かい内容はほとんど忘れているけど、いまだに楽しく読んだという記憶が残っているのにはびっくり。まさに読書は一生もの。 この本はとにかく「ひっちゃかめっちゃかで楽しい」記憶がある。あー本の世界はこんな自由なんだと感じた。おそらく今読んでも古さを感じないはず。子供に読ませたい一冊。 —̵ […]

本「散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道」(梯久美子)の感想

数年前、勤め先の関係会社がデイサービスをしていたのでそこにちょくちょく手伝いに行かされた。手伝いと言っても、自分らはまったくの異業種な人間なので何をしたら良いのかわからない。ただ、食事や入浴など主な仕事はパートのおばさんが手際よくやってしまうので、もっぱら自分ら手伝いの人間は年寄りの話し相手をしていた。自分は個人的な興味から昭和20年前後、戦争に行っていた人や空襲を受けた人の話しを積極的に聞いてい […]

本「幻の漂泊民・サンカ」(沖浦 和光)の感想

かつて日本にはサンカと呼ばれる山の民(非定住民族)が居た。1950年代まで居た彼らはどこから来てどこへ行ってしまったのか。個人的に興味があったのでこの本を買ってみた。 図書館でサンカの事は読んだことがある。たしか民俗学の本に載っていたと思うが、少し古い文章でだいぶ読みにくかった印象がある。しかし同時にこの民族についての真実味を感じて、このサンカについてはロマンを感じていた。 図書館の本と比べるとこ […]