レガシィの真空引きとガス補充

エアコンの効きがイマイチだったのでガスの入れ替えをした。自分でやった訳は行きつけのガソリンスタンドにも整備屋にも真空引きのポンプが無かったから。補充ではなく入れ替えをしたのは規定のガス量をきっちり入れたかったのと、その際に真空引きもしたかったから。

まずは上の写真のようにガス圧を測ってみる。エアコンON/OFFでそれぞれの圧力を測る。この場合の適正圧力とサイドグラスの見方はこのページが便利。

この時の状態は気温30℃エアコンOFFで高圧・低圧が6.9・6.5kg/cm2、エアコンONで12・2.3kg/cm2となった。うーん、若干高圧が低い。

ガス抜きは省略して、上は真空引きの様子。自分は真空引きを20分、ゲージを締めポンプを止めて真空状態の確認で20分様子をみた。結果、真空状態は維持できていることは確認できた。

上はガスを入れているときの様子。まずは蛍光剤入りのオイルを先に入れてからガスを補充(低圧側に補充する)。ガス2本目くらいでガスは勝手に入らなくなるのでここでエンジンをかけてエアコンONにすると入っていくようになる。ちなみにその時、ガスボンベを下向きにすると液体で良く入っていくのと、その様子はマニホールドゲージの窓で見ることができる。

ガスを入れた後は気温30℃、エアコンONで14・2.1kg/cm2となった。微妙に高圧の圧力が上がったけどまだ足りない気がする。ただ、涼しい風は出るのと低圧の管は冷たくなるのでエアコン自体は効いている。まだ新しかったころは寒いくらいに効いた気がするので微妙にコンプレッサの能力が低下しているのかとも思う。今度はコンプレッサ交換しようかな、でも一応エアコン効いてるし・・・そんな事を考えてる今日このごろ。

↑今回購入したマニホールドゲージとバルブ付きホース。

・マニホールドゲージはいろいろあって迷ったけど自分はこれにした。理由としては
 1.安いこと
 2.家のエアコン(R-22)でも使えること
 3.車(R134a)で使えるワンタッチカプラーが付いていること
 4.ガスボンベとの接続に使う缶切りバルブが付いていること
 5.黄色いホース(真空引きやガス補充に使う)のバルブにエアー抜きが付いていること
それらを考えてこれにした。お金に余裕がある人は「タスコ」のものが間違いなく良い物。

・バルブ付きホースは上の写真だと3本写っているが、写真はサンプルで実際には黄色い1本のみ。黄色いホースは真空引きの後にガスを入れるのに使うが、この黄色いホースにはガスやエアーの通過を遮断するバルブが付いているで便利。このバルブ(閉鎖弁)があると
 1.真空引き終了時にはポンプを止める前にこの弁で止める
 2.黄色いホースの接続先を真空ポンプからガスボンベにする時にこの弁で空気を入らなくする
 3.ガスボンベも数本になるのでガスボンベ交換の時も空気を入らなくする
細かい事を気にしなければ不要だけど気持ち的に欲しいと思った。

↑今回購入した真空ポンプ(TW-0.5A)とガス(R134a)とオイル

・真空ポンプ(TW-0.5A)
中国製で英語のマニュアルとオイルが付いている。マニュアルはすべて英語で5ページほど。なので同様の日本製品のマニュアル(これとか)を読めば使い方については問題ないと思う。何より安いのは嬉しい。お金に余裕がある人は「タスコ」のものが間違いなく良い物。

・ガス(R134a)
ホームセンターなどにも売っているがこちらの方が若干安いと思う。

・オイル(R134a)
これもホームセンターやカーショップなどにあるかも知れない。

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↑ガス入れ替えから1週間ほどしてから温度を測ってみた。十分に冷えている。気温28℃、アイドリング状態で吹き出し口は5℃前後。個人的にあまり効いていない気がしたのは昔の車のエアコン(R-12)の記憶があったから。
記憶の中ではディーゼル乗用車(サニートラック)とかユーノスロードスター(NA6CE)とかはエアコン入れると本当に寒かった。車屋さんとも話したけど、今の車は新車でもあまり冷えない車があるらしい。それから見ればこの車は十分過ぎるほど効いている、との事。あと2年で廃車にしてしまうのも惜しい。まだまだ十分走れるのに国はエコを理由に買い替えを推奨している矛盾。そんなことを思った今日この頃。