カラシニコフ   松本 仁一 (著)

1巻2巻を気がついたら一気に読んでしまいました。
思ったのは、日本はこんなに平和でいいのだろうか、
はたして本当の悪は銃なのか、それを使う人なのか、
いや、銃を使う人々の置かれた状況なのではないだろうか。
そんな事を考えさせられる2冊でした。
遠い過去ではない1990年代、西アフリカの小国シエラレオネ
で11歳の少女兵がこの銃で人を撃つまでの体験談などが
この本では書かれています。
この本を読むと、アフリカの植民地時代や現在の不安定な
状況、さらになぜそういう状況にあるのかなど関心を持ち
ます。関心を持つこと、その上で自分の考えを持つことが
本を読む上で重要なことなので、そういう意味では
この本はとても良い本だと思います。
おすすめです。
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カラシニコフ(1)

カラシニコフ(2)