レーダー探知機のバッテリーを交換

車のレーダー探知機のバッテリーが寿命になったので携帯電話のバッテリーで代用。同じような状況で困っている人は参考にどうぞ。

かれこれ3年以上は使っているレーダー探知機、セルスター SKY-109SLこの探知機はバッテリー搭載で電源は不要となっている。太陽光発電で充電し、夜や数日暗いときでもバッテリーで使える。さらにGPS機能や声でオービスなどを教えてくれるので長距離ドライブの時はとても便利。
ただ、問題はバッテリー。やはり3年も使うとバッテリーは寿命になってしまう。そうなっても電源をシガーライターからとれば使えるけど、やっぱり車内によけいな配線はしたくない。せっかく太陽光発電機能とバッテリーがあるのでその機能を使いたい。なのでバッテリー交換しようと中を開けてみた。

バッテリーはネジ2本であっさり出てくる。使っているのは「SANYO 3KF-B450」というバッテリーらしい。通販で安く買えればお手軽と思って検索したがヒットしない。きっとメーカーに問い合わせれば手には入るだろうけど、高いし時間もかかるかも。それにニッカド充電池で450mAhだとちょっとさびしい性能。使い方から考えて、いつも日が差してる時は充電してるだろうしニッカド充電池だとメモリー効果もあるからまた数年で寿命がきてもおかしくない。なので携帯電話用のリチウムイオン充電池で代用することにした。(写真上の方)

携帯電話用のバッテリーはリチウムイオンで3.7V 870mAhとある。ボルト数は元のバッテリーは3.6Vに対してこれは3.7V。きっと誤差の範囲だから使えるはず。あとはさすがにリチウムイオン、バッテリー自体の大きさは半分くらいなのに容量は倍近くある。しかもこれは繰り返し充電や過充電に強いはず。ここらはさすが携帯電話のテクノロジー。
で、元の配線を切って携帯電話バッテリーにつなげる。基本的に赤いコードはプラス。

スポンジ状のテープ・ビニールテープ・輪ゴムで工作。輪ゴムは端子の圧着用とケース内でバッテリーがカタカタ言うのを防ぐため。これでピッタリ中に納まる。

電源を入れると普通に使える。きっとこれでまた数年は使えるはず。

思ったのは、使う携帯電話のバッテリーは中古で良いと思う。というのはこのレーダー探知機の元々のバッテリーに対して携帯電話のバッテリーはかなりオーバースペックだから。家の中を探すと携帯電話に限らず、こういうバッテリーの類はいろいろ出てくる。昔のデジカメとかコードレス電話とか。ボルトと大きさが合えば大体使えるはず。もし無かったら秋葉原のジャンクショップで1つ¥100~¥200程度でダンボールに入れられて売っているのを見たことがあるので、こういうところで買う手もある。
一般的には携帯電話を新しくするとバッテリーも一緒に捨ててしまうわけで、考えてみるとこんな高性能なバッテリーを捨ててしかもレーダーのバッテリーはまた新しいのを買うってのはエコじゃないから、こういうほんの10分程度で出来る工作で、お金をかけずにエコなことが出来たらこれからもやっていきたい。そんなことを思う今日この頃。

追記:上記改造と同じようなことをされる方は自己責任でお願いします。