お金は人を狂わせる – 森永卓郎と原発

上の写真元
テレビによく出ている森永卓郎(獨協大学経済学部教授)がTBSの番組で原発について山本太郎と対談していた。その番組の中で、森永卓郎「急に原発やめると経済破綻で人は死ぬ。」にびっくり。つまり、原発止める→経済悪化→自殺者増える。という理屈らしい。これ、テレビを見ながら呆れてポカーンとなった人は自分だけではないはず。なのでちょっとだけ書いてみようと思った。

ちょっと調べてみると、森永卓郎は原発事故以前は「原子力講演会」によく出ていた。当たり前の話しだが、経済学者として講演会で話しをすれば当然、報酬を貰う。金額は不明だが、1日50万円とも100万円とも言われている。
3月11日の事故以降、多くの原発反対論が出たが、森永氏は原発推進派を貫いている。そして多くの意見をマスコミに発表し続けているので、簡単に表にしてみた。(上記)これを見ると、ことごとく論破されているのに、次々と新しい原発推進の意見が出ている。まるで原発推進という結論が最初にあって、そのために論理を作っているかのよう。

原子力推進の講演会を行った双葉町。今は廃墟。

もし森永氏の言っていることが正しいとするなら、もう一度、双葉町で原子力推進の講演会を開いてみてはどうだろう。廃墟となった多くの町に対して東電は謝ったが、森永氏はどうだろう?もういいかげん、お金のために未来を売るのはやめてほしい。そんなことを思った今日このごろ。