映画「荒川アンダー ザ ブリッジ」の感想(泣きも笑いも無い2時間)

さっそく観てきたこの映画。観ながら途中で何度か帰ろうかと思った。当然、2時間の映画で泣くことも笑うことも無かった。これ、原作のコミックは売れてるみたいだけど、それをそっくり実写映画化はやっぱり無理なんじゃないかと思った。というのは上の写真の「被り物」はどうしても身の回りにそういう人が居ないから違和感ある。だからどうしても物語に入り込めない。だからと言ってそれを笑えるような作りかと思ったけど、そうでもない。
いや、「ウルトラマン」や「ロボコン」や「仮面ライダー」だって被り物だろ。って言われるとそうだから、やはり映画に入り込めないのはこの「被り物」のせいだけではない。簡単に言うと、面白くないのに突っ込みどころが沢山あるところ。荒川はそんなに深くないし、河原での生活なのに電気あるし、メークばっちりだし、なんてのがいっぱいある。でもコミックの映画化の中ではこれはやたら難しい作品になるだろうから、その割にはがんばって作った映画だろうとは思う。きっとこの映画の出来が悪いんじゃなくて、このコミックを映画化するのが無謀だったのだろうと自分は思う。

この「荒川アンダー ザ ブリッジ」にもちょっと出てた「井上和香」。ずっと前に見たドラマ「黒い太陽」を思い出した。このドラマの井上和香はすっごく良かった。完全に役の中の人って感じだし、観ててドキドキした。こいつすっごい魅力的だし近くにいたら絶対惚れちゃうな。なんて思いながら観てた。こういうドラマ、またやらないかな。また観たいな。なんて思った今日この頃。