映画「崖っぷちの男」感想(意外と楽しめるB級映画)

さっそく観て来た。何をもってB級映画とするかは難しいけど、例えば制作費で言うとこの映画は4200万ドルだから33億円。今上映中のアメイジング・スパイダーマンは2億2000万ドルだから176億円。制作費が1/5だからこの映画はスパイダーマンの1/5の面白さかと聞かれれば、そんなことはない。同じように面白いから映画は楽しい。

ニューヨーク・刑事・囚人・脱獄・飛び降り・交渉人・・・
この映画のキーワードを並べると、映画の世界ではそこそこ出てくるものばかり。そのせいか多くのシーンでどこかで見たことがあるような錯覚を感じる。そこはある意味、安心感のある映像かもしれない。しかしストーリーは意外性のあるものなので、「この先どうなるのか」という楽しみがある。

観終った感想は「爽快感」。映画ってストーリーに多少の無理があっても、ちょっとくらい出来が悪くてもこの「爽快感」があれば良いんじゃないかな。そんな事を思った今日この頃。