映画「のぼうの城」感想(今年の邦画最優秀賞)

観てきた。原作読んでるとわくわく感は少なくなるけど、それでも楽しめた。今年の邦画最優秀作品じゃないだろうか。原作を読んでなくても楽しめるし、本の映画化としてはそこそこ忠実に作ってある方だと思う。原作だと細かいサブエピソードが結構書かれてるけど、映画だとストーリーの展開がテンポ良く進んで楽しい。以下、自分が感じた良かったところ残念なところを書いてみる。

良かった点
①良い感じに原作をはしょる
②忍城などを映像で観るのは本を読むより迫力感ある
③登場人物のキャラクターがはっきりしててわかりやすい
④踊りのシーンなど映画ならではの楽しさがある

残念な点
①水攻めなどのCGがちょっと昔のCG(特撮?)といった感じ
②2万の大軍というスケール感があまりない

自分は初日1回目の上映で観たけど、結構お客さんは入ってる。年配者が多いのは予想通りだけど女性が一人で観に来てるというのも多かった。2時間半という長めの映画だけど、あっという間に観てしまう楽しい時間。こういう映画、もっと出来ないかな。そんな事を思う今日この頃。