太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男- 感想


平日の午前中に割引サービスを使って¥1,000で観てきた。
感想を書くと『ちょっと残念な映画』
数年前に『硫黄島からの手紙』という映画があったけど、
あれが70点だとすると、この映画は50点くらい。
残念なところは戦争映画好きな人からすると突っ込み所多数。
撮影時間も予算も撮影場所も限られていただろう
ということは容易に想像できるけど、それにしても残念。
忙しい時なら映画の途中で帰ってたかも。
スケールや迫力はしかたがないけど、本当に残念なのは
全体的に軍人も民間人も”のほほん”としている感じに見えたこと。
冒頭の突撃シーンは良かったけど、他に見所が少ないかな。
サブタイトルに、歴史に埋もれた真実の物語とつけるなら
もっとリアリティを出してもよかったかなと。例えば
当時の陸軍の中で兵が上官にあんな話し方するのかなど。
米軍キャンプの様子もいわゆるB級映画そのもの。
子供の頃に見た、勝新太郎の兵隊やくざシリーズは
面白かったなぁ。あっちの方がリアルかも。
リアルな戦場は知らないけど、戦争に行ったじいさんの話しを聞くと
やっぱり兵隊やくざシリーズの方がリアルかも。