映画 レジスタンス(2006) 感想

映画 レジスタンス(2006) 監督:レグ・トラヴィス
観ました。この映画、『当り』でした。劇場未公開映画でツタヤでもレンタルDVD1本のみ、しかも吹き替えも無しでそれほど期待していなかったけど、観るとすごく良かった。自分の中では「エクスペンダブルズ」の10倍、「RED」の5倍くらい面白かった。何が良いのかというと、終戦から冷戦時代の主人公の行き方や人々の不幸、悪名高いソ連軍兵士の悪行・・・などなど。特にこういったナチスドイツが出ると映画としてはナチス=問答無用で悪となる映画がいっぱいある中でこれはそれほどでもない表現なのが良い。よくよく考えてみればヒトラーとスターリンはどっちがマシなのかと考えさせられる。この映画、戦争映画としてもスパイ映画としても物足りないかもしれないが、当時の雰囲気を十分に感じられ思わず見入ってしまう。いやーこの映画良かった。また数年たったら観てみたい。