TW200 キャブレター掃除


さすがにひと冬まるでエンジンかけないと春にはすっかりかからない。
バッテリーは上がってるので当然キック、体はあったまるがかかる気配が無い。プラグを見ると湿った感じもないのでキャブレターかな?違うかもしれないけど1度も掃除してないから開けてみるかと。
シートはずしタンクはずし、アクセルワイヤーはずしてキャブ前後のリングを緩めて引っこぬく。シンプルな構造だし単気筒だから楽な方だけど、このエアークリーナーはいただけない。容量を稼ぐためかフレーム内にがっちりはめ込んであってちょっとやそっとじゃエアークリーナーはずせない。エアークリーナー外さなくてもキャブレターは抜けるけどさすがに古くなってくるとゴムも硬くなってるしマニホールドから外れなかったりでちょっとイライラ。
せっかくシンプルな構造なんだからエアークリーナーもちょっと容量減らしていいからメンテナンス性を良くして欲しい。なんて思うも、それでも10年以上も乗ったり乗らなかったりでほとんどノーメンテナンスでもちゃんと動くのはすごいよなこいつ。で、キャブの方、下のほうを開けるにはショックドライバーが居る。普通のドライバーだと舐めるの確実(ネジを舐めるって方言らしいが自分の地元だと当たり前のようにみんな使ってる言葉)中の方は意外ときれい。詰まってる感じもなかった。それでも一応クリーナーと歯ブラシで掃除して組み上げる。組みながら、あ、バッテリーがダメだからかからなかったのかな。なんて思っていた。で、組み終わってエンジンかけるのに、車のバッテリーからブースターケーブルで繋いでセル回す。ちょっとしたらエンジンあっさりかかる。もしかしてキャブばらす必要なかったかも。でも掃除できたしいいや。
キャブをばらすとむかーし乗ってたAR50を思い出す。あれの時はちょくちょくキャブばらしてた。80にボアアップしたものの本調子ではなく、キャブを16パイから18パイにしてそうするとエアークリーナーからの空気の供給が足りないらしく、エアークリーナーに穴開けてなんていろいろやっていた。さらにふと思うのはこのTW200、高校生の時に乗っていたAR50改80と速さはどっこいどっこい、いやAR80の方が軽いし2サイクルの加速感もあったし楽しかったかも。あの頃はよくRZ50やガンマと競争してたな、なんて思い出ボロボロ。