計画停電用にコールマンのガソリンランタンを修理


計画停電用にコールマンのガソリンランタンを修理します。物置をあさったら出てきましたコールマンのガソリンランタン、しかも3つ。ちなみに自分はコールマンファンではないです。どちらかというとコールマンは好きではない。なぜか、それは壊れるから。壊れるから同じものを次々買って3つになっているわけ。なぜ好きじゃないのに買うかというとガソリンランタンは他に選択肢が無いから。なぜガソリンランタンにするかというと話しが長くなるから割愛。とにかくガソリンランタンは明るいので停電の時も威力を発揮するかと思います。と、いうわけで写真のランタン、左から1992年製、2004年製、2007年製。ちゃんと動くのは一番右の2007年製のみ。なので今回は真ん中の2004年製を修理します。
で、どう壊れているかというと、つまみを回すとガソリンがつまみのあたりからポタポタ漏れる。マントルの方にはガソリンは行かない。マントルに火をつけようとしても当然点かずに、そのうちにつまみのあたりに引火してランタンの外側に火が付く。テント内だったら大変な事。まぁこのくらいのことはアメリカンな製品にはありがちだと思ってます。はい。


でさっそく分解。黒いつまみを外してその中のバルブのようなものを引き抜く。するとそのバルブにはゴムパッキンが2つ。(画像の下の方)そのうち1つの青いパッキンが破れてました(ちょっと画像では分かりづらい)

で、そのパッキン。コールマン純正なんて買うはずもなく(個人的主観)近くのホームセンターに。と、ありました。内径が5.8mmのOリング。2つで88円。

さっそくバルブに組み込んでみると、はいピッタリ。左側(奥)のパッキン。組み込む時にはグリスを塗ってから組みます。

ついでにジェネレーターを掃除。画像の左下の棒状の筒。これを掃除します。ガソリンだからキャブクリーナーがちょうどいいかな。と思ったらブレーキクリーナーしか無かったからこれでいいや。
ちなみにコールマンのこのシリーズのランタンはアンレデッド(レギュラーガソリンが使えるタイプ)とホワイトガソリン専用タイプがあるけど、その違いはこのジェネレータのみ。このジェネレータが太いタイプがアンレデッドでちょっと細いのがホワイトガソリン専用。だからホワイトガソリン専用のタイプを持ってる人はこのジェネレータだけをアンデレッド用のものに変えればアンレデッド仕様です。といっても自分はホワイトガソリン専用のランタンを買ってもレギュラーガソリンしか入れたことが無い。詰まったら掃除か交換すればいいし、道具は甘やかしてはイカンって言うし。ちなみにホワイトガソリン専用ランタンでレギュラーガソリンを使い続けて100回以上壊れも詰まりもしなかったわけで、そもそも自分はソロキャンプツーリングが好きなわけでガソリンランタンはバイクと燃料を共用できるのがメリットなわけで、それをホワイトガソリンなんか持ってたらそもそもの意味がなくなっちゃうわけ。と、話しが長くなったから次・・・

こうやってみるとそこそこ汚れてるかなってとこ。なのでここはシュっとキャブクリーナーをすればOKかなと。あ、ブレーキクリーナーだった。おんなじおんなじ。

ジェネレータを組み込む時はこの、ジェネレータの中の芯棒みたいなのをひっかけて組み込む。

あとは元通り組み込んで、点火。点いたぁ。これで終了。修理部品代88円。新しいの買うんじゃなかった。でも
明日キャンプなんて時はこんなことやってられないんですよね。