原子力発電所、もういらない


もう原発は要らないんじゃないかと思う今日この頃。どうやら電気は足りてる。むしろ近年はオール電化推進であえて電力需要を増やしている。なぜそんなに原発を作りたいのか?自分が思うに、いや多くの人もそう思っているが、お金。地方にいらない高速道路や空港をやたら作りたがるのと同じではないのか。
原発を作ると日立製作所・東芝・三菱重工など大企業と建設業界が儲かる。大企業と建設業界は政治家にお金と票を落とす。政治家は地域発展のためとか将来を見込んでとかもっともらしい理由で原発を推進する。電力が足りてきて、そもそも必要なのかという議論にならないためにオール電化を推奨して電気の需要を増やす。増えたらまた原発。
今回の事故、問題は国民が責任を取るというところ。農産物や水産物や退避住民など全ての保証が東京電力に出来るはずも無く、国策ということで国が補償ってことはやっぱり増税。スクラップになった原発はすでに何千億という費用が掛かってるがそれもパー。風評被害や社会的損失を考えるととてつもない金額。これはみんなで払うもの。もうすでに国の借金は返しきれないのではないかというところまできている。多くの人はまじめに働きながらもぎりぎりの生活をしている。仕事も少ない、給料安い、ここからさらに増税して電気料金が上がれば、もうやーめたとばかりに嫌になる人も多くなるだろう。
少しだけ話しが脱線したけど、もう原発も地方の高速道路も空港も要らない。政治家や官僚、大企業や一部の人ばかりが儲かるシステムは要らない。極端な話し、もう社会主義国家にするくらいの大改革がないといけないんじゃないかと。

—–参考ニュース—–
このニュースによるとこの時期は原発は不要らしい。
計画停電 4月で打ち切りへ 7日も見送り 経産省と東電

経済産業省と東京電力は6日、地域ごとに順番に電力供給を停止する計画停電をいったん4月で打ち切る方針を固めた。計画停電の実施を見送っている3月29日以降、ピーク時の最大需要は供給能力を318万~585万キロワット下回って余裕があり、今後も電力のかかる暖房需要は増えないとみられるため。・・・

ニュースによると、この3年で増えたオール電化住宅の消費電力増加分か原発2基分とのこと。
オール電化住宅、普及裏目…原発2基分の消費増

東京電力が、給湯や調理などすべてを電気でまかなう「オール電化住宅」の普及を推進してきたことが、今回の電力不足に拍車をかけている。
 この3年間で戸数が倍増し、最大で原子力発電プラント2基分にあたる約200万キロ・ワット分の電力消費能力が増えた可能性がある。東電は、東日本巨大地震後、計画停電をせざるをえない状態で、オール電化の普及策は抜本的な見直しを迫られている。
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