弘前さくらまつり、また行きたい


上の地図が弘前さくらまつりの行われる弘前公園(弘前城)。この広さ・場所、まさに弘前のどまんなかにドーンとある弘前城。見応えたっぷり。ぜひもう一度行きたい。
自分がここを訪れたのは何年前だろう。たしかゴールデンウィークに八甲田へ春スキーに行ったついでに行った記憶がある。八甲田も良かったけど、何と言っても良かったのはここの桜。自分はそんなに花とか桜とか好きなほうでもなかったけど、ここの風景は胸にジーンとくるものがあった。

↑弘前さくらまつりの1シーン。お城の近くは枝垂れ桜が多い。この枝垂桜、何でも地元のりんご農家の人が手入れをしているらしい。歴史を感じる城下町の中のお城、綺麗に整備された園内でみごとに手入れをされた枝垂桜、まだ雪の残る岩木山をバックにお城と桜、これ以上のロケーションがあるだろうか。人はそこそこ多いけどそれ以上に弘前公園は広いので桜の下でシートを広げてゆっくり出来る。場所取りなんて文化は無い。さらにお城の奥の方だとお祭り風な場所もあって、そこでは関東ではすっかり見なくなったお祭りの中の「お化け屋敷」などもあった。すごくなつかしい風景。いつまでも続いて欲しい。津軽のきびしい冬、その冬の終わりを告げる桜をみる地元の人々の顔は本当にやさしい顔つき。また行きたい。

↑東京、上野公園の桜。なんでこの写真を貼ったかというと、この違いを知って欲しいから。田舎育ちの自分もカルチャーショックを受けたけど上野公園の花見はすごい人の多さ。立ち止まろうにも立ち止まれず人の波に流れるばかり、桜を見ながら歩くと足元のゴミにつまずく。どこかに座ろうにもそんな場所は無い。めぼしい場所には青いシートでぎっしり場所取りされていてそこではどこかの会社の宴会など。
残念なことに弘前は遠い。東京や関東からでも、飛行機だと羽田から青森のルートも遠いし、新幹線は盛岡の先は八戸方面に行ってるし、車でも東京からだとかなりある。実感的には札幌より遠い。遠いからこそ、この雰囲気が残ってるのかも知れないと思う。
弘前、また行きたい。