映画　ガリバー旅行記　感想

映画、ガリバー旅行記をとても空いた映画館で観て来た。感想は｢つまらない｣の一言。どのくらいつまらないかと言うと、何度も途中で帰ろうかと思ったけど後ろの席の人がしらけるかと思って思いとどまったくらい。DVDで観てたらきっと最後まで観てない。これ、映画館で３Ｄ料金込み大人１人￥２、１００で観たら、映画館で観るって行為を嫌いになる。じゃあ、どんな風につまらないのか。観ていると｢短絡的｣なストーリーと｢軽さ｣と｢ばからしさ｣をすごく感じる。もちろんSFだからストーリーに無理があるのはわかるけど、それを軽々しく短絡的に話しを進めるとすごく薄っぺらい出来上がりになるんだなと感じた。例えると小中学校の演劇などで、舞台の上で出演者同士がストーリー以外の部分で内緒話をして内輪で盛り上がるのを舞台の下から観るような、そんな空虚感に襲われる。
もし観るのを考えているようなら観ない方が良い。¥1,000で1時間半というお金と時間を使うなら、漫画喫茶でも行って漫画を読んだほうがきっと楽しい。
ちなみにバカバカしい映画でも面白かったのはこれ↓

もうだいぶ昔の映画になるけど、ロジャーラビットという映画。これは実写とアニメが融合した映画ということで映画としてもストーリーとしてもだいぶ無理があるけど、その無理なバカバカしさを真面目にやる面白さのようなものを感じた。上のガリバー旅行記は無理なバカバカしさを軽く短絡的にやってつまらなくなってるのと対照的だと思う。
映画って、駄作かなぁと思って観てもロジャーラビットみたいに意外と面白いこともあるし、やっぱりというか思った以上につまらないガリバー旅行記みたいなのもあるからちょっとしたギャンブルだと思う。またロジャーラビットみたいな映画やらないかなぁ、なんて思う今日この頃。