原発推進はセルフ・マインドコントロール?


———–<引用ニュース>———-
自民 原発推進派はや指導 「原子力守る」政策会議発足
http://prayforjp.exblog.jp/13516039/

 東京電力福島第一原発の事故に収束のメドが立たない中、国策として原発を推進してきた自民党内で早くも「原発維持」に向けた動きが始まった。原発推進派の議員が集まり、新しい政策会議を発足。「反原発」の世論に対抗する狙いだ。
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———–<引用ニュース>———-
驚いたことに、原発推進派はすでに活動を始めている。原発推進派と反対派の意見は平行線のまま。反対派の意見を聞くと、原発推進派は原発によって「いい思い」をしてきた人がこれからも「いい思い」をしたいからそう言っているのではないか。こんな事故があったのに信じられない。ということらしい。それはそれでもっともだが、自分の意見としては「推進派はセルフ・マインドコントロール」になっているんじゃないかなと思った。
セルフ・マインドコントロールはストックホルム症候群でも有名な自己欺瞞的心理操作のことで、よくわからない人はgoogleで検索などするといいと思う。
何が言いたいのかというと、推進派は自分の利益の為に原発推進の説明をしているのではなく、自分の利益の為に「自然に」そういう考えになっているのではないかということ。
人は常に自分を正当化して生きているわけで、それは人の心には怠慢や悪もあるから正当化しないと自分で自分の心を守れないから。例えば泥棒でも「盗まれるやつが悪い」などと自分を正当化して罪の意識を薄くしているわけで、問題なのはそう思うことを「無意識に」してしまうこと。だから今まで原発によって何らかの利益があった人は「無意識に」原発を正当化してしまっているんじゃないかと思う。
人は立場によって意見が変わる。それはそれでもっともだが、立場によって自分の考えがコントロールされてはいけない。自分の考えを自分の立場で生かすようにしなければならないんじゃないかな。
特に公(おおやけ)の人であるなら、何か意見を言うときは自分の立場や利益を正当化するために、自分の考えがコントロールされていないか、もう一度確認する必要があるんじゃないかな。そんな事を思った今日この頃。