映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』感想


あまり気が進まないまま観たこの映画、やっぱり残念。自己評価は100点満点で0点、星5つ満点で星0個。
まず最初から気に入らなかったのは3D版しかやってなかったこと。で、この3D版だと追加料金¥300にメガネ¥100が要る。で、この3D版、結果から言うと『もう3D映画は観たくない!』ってのが率直な感想。普段メガネかけてない人はメガネはうっとうしい。暗い場面の多い映画だと『さらに暗くなる』。画面の背景などが『ぼやけてる』。何より困ったのが『3D酔い』、観てて気持ち悪くなってくる。なのでメガネを外すと画面が妙にぼやけててこれも気持ち悪い。結局メガネを付けたり外したりで一向に集中できないし気持ち悪い。
ストーリーはというと、やっぱり予想の範囲内。1作目とか面白かったのに、やっぱり映画はパート2から先はつまらなくなるという定石どおりかな。ストーリーはネタバレなしの範囲で書くと、観てて『何を目的としているの』とか『誰と何を争ってる?』とかあのキャラクター同様に要領がつかめない荒っぽさ。まさか5作目は作られないだろうけど、あってももう観ないと思う。
ただ海賊物ってすごく面白い設定なのにあまり映画が多くないのはすごく残念。まったくのフィクションでなくても実際に海賊はいたわけだからストーリーもいっぱいあると思う。ヨーロッパ帝国主義の時代、海賊は捕まれば死刑。それでも自由と財宝を求めて戦い旅をするロマンスと冒険。今の時代には考えられないようなまさに命を懸けたアドベンチャー。考えただけでワクワクする。なのでこれから海賊映画出来たらまた観たいと思ってる。そんな今日この頃。