ソマリアの飢餓と100万ドルのスーパーカー「ウアイラ」


WEBでCNNニュースを見てて気になったので書いてみる。ソマリアでは内戦や干ばつの影響で370万人以上が援助を必要としていて90日で乳児3万人以上が「餓死」しているとのこと。このニュースはテレビでも見たが、インタビューによるとソマリアの市場に食料はあるが、多くの人はこれを買えないとのこと。何でもトウモロコシはバイオ燃料になるので投機の対象になり値段が数倍にも上がったとのこと。下にニュースを貼り付けます。
———–< CNNのニュース 1 >———-
ソマリアの飢餓被害、首都に波及 避難民流入が拡大し
http://www.cnn.co.jp/world/30003590.html

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国連の人道問題調整事務所によると、ソマリアで戦闘を逃れた国内避難民の首都流入はここ数週間で約10万人に達した。国内で支援を必要としているのは370万人以上で、生存のための緊急援助を必要とする約130万人の子どもも含まれる。極度の栄養失調状態にあるのは約64万人としている。・・・

———–< CNNのニュース 1 終了>———-

それと同じページに載っていた別のニュース


———–< CNNのニュース 2 >———-
100万ドルの高級スーパーカー「ウアイラ」、米国進出に待った
http://www.cnn.co.jp/business/30003643.html

ニューヨーク(CNNMoney) イタリアの高級車メーカー、パガーニが米国で年内に発売を予定しているスポーツカー「ウアイラ」に対し、米安全当局の「待った」がかかった。・・・

———–< CNNのニュース 2 終了>———-

で、何を思ったのか。これが現実なのかと。
マンガ、カイジの中で「人は人を救わない… なぜなら、人は人を救わなくても、その心が痛まないから…」というセリフがあるがそのとおりだと。毎日300人以上の乳児が「餓死」しているのと同時に100万ドルのスーパーカーを売り出す。これが人類が長い時間をかけて作り出した文明社会。日本も、景気対策という名のもとに要らないモノをいっぱい作り、要らないモノをいっぱい消費して、世界から資源をどんどん買って景気を良くしようとしているんじゃないかな。努力の目標は100万ドルのスーパーカーなのか・・・。そんなことを考えた今日この頃。