映画「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」の感想


さっそく観て来たこの映画、なでしこの澤選手が『マイベストムービーです』などと言っていたが、
たぶん澤選手はサッカーばかりで映画はほとんど観ないに違いない。(もしくは大人の事情)
自分の感想は「今年下期のベストにもならない」と思った。点数にすると40点で星2つ。
全体的には「特におどろきも無いし感動も無い」というのが見終わった時の印象。なぜかと言うと、
ほとんどの人が想像できるであろう結末に向かって淡々と物語が進んでいくのをただ観ている。と言った感じ。
特に自分が不満に思ったのは、作り手側が「出来ることをやりたい」というところを感じたところ。
“創世記”なんだから、もっと猿っぽくて良いと思うのにCGでできるからといって擬人化しすぎだし、アクションや派手な演出も作りたいがために、やたらビルの窓にぶつかって突き進んだりするところで、「そんなことする意味ないでしょ」って思わずスクリーンに向かって突っ込みたくなる部分。この映画もこれから観ようか悩んでる人はDVD借りればいいかなと思った。

上の画像は映画『猿の惑星』の1作目。今回の映画で6作目になるようだけど、やっぱり一番面白かったのは1作目。子供の頃に観たこの映画は最初のうちはハラハラドキドキ、最後のシーンなんか鳥肌が立った。観終ってすぐに、もっと観たいと正直に思った。なので、もし観てないとか、すっかり忘れたという人は近くのDVDレンタルか何かで1作目を観るのを薦めたい。そんな今日この頃。